イラストレーターでアーティストの松尾たいこさん。
たいこさんの書くイラストはとても特徴的で、一度見たら忘れられないんじゃないかな。
最近ではサントリーの天然水の広告を書かれてたり、(私も東横線の電車の中にあるモニターで見た!)
個人的にはみなとみらいのランドマークでこの絵を発見したときめちゃくちゃ興奮しました。
ランドマークの中はこのポスター一色だったなぁ。
そんなたいこさんが初めてのご自身のエッセイイラスト本を出版されました!!
おめでとうございます(^ ^)!!
じゃじゃん!!!!
その名も「わたしがみつけたもの 〜伊勢神宮125社をまわって〜」。
伊勢神宮って125社もあるんだっ!ってのがまず驚きなんだけど、それをエッセイ?しかもイラスト??って思うでしょ?
たいこさんがご自身の足で125社全てを周り、ご自身の目を通じて見えた伊勢神宮の風景を彼女のイラストで表現している!
だけじゃなくて…!伊勢神宮の歴史や知識、ガイドブックとしての機能もがっつりとまとまっていて実用的でゴキゲンな一冊なのです。
こんな本って今までになかったんじゃないかな。
ところせましとたいこさんのキュートなイラストがびっしりでとても贅沢で価値のある本だなと思いました。
だから、そんな本が出版されるだけでもうれしいのに、私たちがその出版記念パーティーにお呼ばれされただけでなく演奏もお願いされるなんて…!!めちゃくちゃ光栄なことでした。
パーティーは昨日。
海の日にちなんでドレスコードは海!!
夏好きのJaimieにはもってこいのテーマだったけど、大先輩のパーティーなので少しだけおめかしバージョン。
演奏の内容も全てたいこさんと相談してリクエストいただいた中からセットを組ませていただきました。
その中でも初めてのカバーソングとなったBob Dylanのblowin’ in the windは私にとって初挑戦になるウクレレで演奏したぞ!兼ねてから演奏したかったウクレレにぴったりの選曲でした。
たいこさんと♡
かわいくてキュートなのに、自立してて強い女性であるたいこさん、大好きです!
たいこさんの生み出すイラストが何よりもたいこさん自身を表しているな、と思うのです。
たいこさんと初めてお会いしたのは、311の地震後のStill Togetherチャリティーライブツアーの初日だったのです。
ご主人でジャーナリストの佐々木俊尚さんがツイッターで私たちの活動を取り上げてくださったのがきっかけで、何とお二人でライブに観に来てくださったの。
その時に初めてお会いしたのだけど、その時は「もの静かなおとなしい方なのだな」という印象だったの。
だけど、その後お家にお招きいただいて再度お会いした時には笑顔が素敵で、元気いっぱい印象だったので、となると実は先日のライブ、あまり楽しんでいただけなかったのかなぁ…と勝手に思いこんだりしてて。
だけど後から実は、地震後何もできない自分への罪悪感だったり葛藤にものすごく苦しんでたと知って、なんだか心がぐっと締め付けられる気持ちになりました。
ホントは私も同じだったから。あの日、歌をうたってたけど、それが正しかったかなんてわからないし、もしかしたら誰かが嫌な気持ちになっていたかも知れないと、今だに思うからなのです。
昨日のパーティー会場は、ヴィノーブルというイタリアン・フレンチレストランだったんだけど、(ここのお料理もホントにおいしかった!)ここも震災後に少しでも外食をして経済を回そうという試みでお二人が行かれた場所だったのだとか。その時のブログ。
そんな場所でのパーティーでした。
そしてご自身にとってとても大切な門出の夜に、私たちを思い出してくださり「Still Togetherは絶対に演奏してほしい!」って言ってくださったのでした。
正しいか、間違っているかなんていうのは、判断できない。
けど、こうして素晴らしい人たちとつながって、更には出会いが続いているということは確かな真実なんだなぁと実感しました。
その場におられる皆様も、すごく気さくで楽しい方たちばかりで、たいこさんのお人柄が集めたのだなと。
そんな中に私たちも混ぜていただけたことが、本当にうれしかったです。
たいこさん、改めてありがとうございました!
そして今日まで進化しつづけ素晴らしい本を書かれたこと、それが出版されたこと、本当におめでとうございます。
演奏はショートライブの短めのもので、皆さんとても楽しんでくださったと思います。
会場にいらしたゲストの方たちとも沢山お話させてもらいました!
ライブ後、GOING UNDER GROUNDドラマーの河野丈洋さんに絶賛していただくなんて!!
WEEZER&お酒好きということで即意気投合したすーさんとジョーさん。
いつかJaimieとセッションしてください!とちゃっかりお願いしてみました。笑
そして、作家で思想家の東浩紀さん。
すーさんが、終始興奮しておりました。
ツイッターでいつもツイートを見てる方の前でライブができたなんて感激です☆
そしてそして、最後には松尾たいこ×佐々木俊尚対談タイム!!
出版のきっかけや、取材の時のこと、この本に対する想い入れなどなど…お二人の対談を生で聞けるなんてめちゃくちゃ贅沢な時間でした。
「自分の見えた通りに、感じた通りに書こうと決めた」とおっしゃるたいこさん。
たいこさんのカラーセンスは抜群で見ている人たちを飽きさせない世界観をお持ちです。
もちろん、一般的には木や葉っぱは紫色ではないし、階段だって実際ピンク色のペンキが塗られているわけでは到底ないはず。
だけど、本当にそうなんだろうか?
もしかしたら、あなただけが知っている本当の世界の美しさってあるのかも知れないよ。
世界はあなたが見えた通りに実現されるんじゃない?
って教えてくれている気がしました。
私の大好きな憧れの女性が書いた本。
是非みんなも「自分だけの最高の世界」と対話してみてよ!
発売は7月25日☆
http://ameblo.jp/ise125/