アメリカ旅行中に立ち寄ったサンディエゴのとあるコーヒーショップで、僕のフェイバリット・アーティストの一人、Jason Mraz(ジェイソン・ムラーズ)と奇跡的な出会いに恵まれました。
この出会いは「偶然」と片付けるにはあまりに必然過ぎる、でもやっぱり偶然で、そして何より奇跡で。そんな面白い裏話があるので紹介させてください。
Jason Mraz。ご存知の方も多いと思いますが彼はアメリカ出身のシンガーソングライターで大ヒット曲『I’m Yoursは世界各国でNO.1を獲得、全米だけでセールス100万枚を突破した。また同曲は第51回グラミー賞で最優秀楽曲賞と最優秀男性ポップボーカル賞にノミネートされた』(Wikipediaより)事で世界的に有名なアーティストです。
何より Sleepyhead Jaimie でエレキギターを弾いていた僕が、2008年頃にアコギに持ち替え現在の音楽性へと進化し始めたのは、何を隠そう Jason Mraz の音楽に出逢った事とその影響によるものです。彼は文字通り、僕の音楽を変えた人でした。
初めて Jason Mraz を聴いて度肝を抜かれた”Wordplay” | 彼の曲で一番有名な”I’m Yours” |
それまではエレキしかあまり興味が無かったので僕にとっての唯一の指針だったJasonが使っているTaylor(テイラー)というブランドのギターを選びました。その時買ったギターは今でも僕のメインギターです。
ここからが非常に興味深い所です。4〜5年早送りして2012年。
Taylorを愛用している事や様々な出会いのおかげで、テイラー本社のスタッフが来日した際に紹介してもらい、テイラー社の方々と仲良くなりました。
そして全国ツアーを終えた直後「今度はアメリカの音楽シーンを見たい」という目標の元、カリフォルニア州でゆかりのある2つの場所:ロス(僕が育った場所)とサンディエゴ(テイラー在社)への旅行に行きました。
で、サンディエゴのテイラー社工場ツアーへ向かう途中、Jasonが近くに住んでるからよく来たり、たまに飛び入りライブするというコーヒーショップ「Jitters Coffee Pub」に寄って、サンディエゴのライブスポットについてオーナに話を聞こうとお店でコーヒーを飲んでた所、
5分後、ジェイソンが現れました。
もちろん、期待をしていなかったと言えば嘘になりますが、
日本から来た僕たちがあのお店にいたわずかな時間に、
よく来る場所とはいえJasonがそこに現れる確率って!
たくさん話を交わしてもらって、ライブスポットも教えてくれて、
僕たちのCDも手渡しして、そして最後に僕の Taylor 314ce にサインしてもらいました。
ジェイソンに出逢ったからテイラーギターを持ち始めて。
テイラーギターを持ち始めたからテイラー社と仲良くなって。
テイラー社と仲良くなったからサンディエゴに行く事にして。
サンディエゴに行ったからジェイソンに出逢った。
これをあなたは偶然と呼びますか?必然と呼びますか?
僕には解らないですが、奇跡である事は間違いないと思います。
あ、1つだけ言い忘れてました。
アメリカに向かう飛行機に乗る前の晩、僕はfacebookにこんな投稿をしてたんです。
どう、中々のストーリーでしょ? 😉
Next time we meet, Jason, I hope it’ll be us on your stage!